秋にめまいや頭痛が増えるのはなぜ?気圧・首肩の緊張・自律神経との関係

秋になってから

「立ち上がった時にフワッとする」
「なんとなく頭が重い」
「めまいと一緒に首や肩もこる」
「天気が悪くなる前に頭痛が出る」

このような不調を感じることはありませんか?



秋は台風や低気圧などの影響で、気圧が大きく変化することがあります。

そこに夏からの疲れや睡眠不足、首・肩の緊張などが重なることで、めまいや頭痛を感じやすくなる方もいます。


気圧が変化すると頭痛やめまいが出ることも

気圧の変化は誰にでも症状を起こすわけではありませんが、元々、片頭痛がある方などでは頭痛のきっかけになることがあります。


普段、頭痛をほとんど感じない人でも、気圧変化により
・体が揺れている感じがする
・ふらつく
・乗り物酔いのように気持ち悪くなる

といった症状が出ることもあります。


天気によって毎回症状が出るとは限りませんが、調子が悪かった日の天候も一度振り返ってみると、自分なりの傾向が見えてくることがあります。



首・肩の緊張も関係することがあります

めまいがある方の中には
「首がすごくこっている」
「肩が重くなるとフワフワしてくる」
という方もいます。


私たちは

・目から入る情報
・内耳から入る平衡感覚
・首や体から入ってくる感覚

などを脳でまとめながら、体のバランスを保っています。


首にも「頭が今どの位置にあるのか」「どの方向に動いているのか」を感じ取る働きがあります。


そのため首の動きが悪かったり、強い緊張が続いていたりする方では、めまいやふらつきを一緒に感じることがあります。


自律神経も無関係ではありません

めまいがあると
「自律神経が原因ですか?」
と聞かれることがあります。


すべてのめまいが自律神経によって起こるわけではありませんが、

自律神経の影響が大きく関係している場合もあります。


例えば

・寝不足が続いている
・仕事や家事で疲れている
・気温差が大きい
・精神的な緊張が続いている
・食事を抜くことが多い

このような状態が重なると、体は変化に対応し続けなければなりません。 すると、自律神経が疲弊して、めまいの引き金になることもあります。


自律神経と深く関連があるのが血糖値です

食事の間隔が長くなったり、甘い物だけで済ませることが多かったりすると、血糖値が大きく変動することがあります。

血糖値が下がると、体は血糖値を保とうとしてアドレナリンなどを分泌します。


その際に、交感神経も働くため

・動悸
・冷や汗
・手の震え
・不安感
・めまい
・頭痛

などが出ることがあります。


天気が悪い日にめまいがあると、
ついつい気圧の影響が強いと思いがちですが


その裏には

睡眠不足
疲労
ストレス
首・肩の緊張
血糖値

などが同時に重なっていることもあります。


原因を一つだけ探すより
「最近、体に負担が重なっていないだろうか」

と全体を見ることが大切です。


*食事の間隔が空くと調子が悪い、甘い物が欲しくなる、夕方になると頭痛やだるさが出るという方は、以前ご紹介した低血糖シリーズも参考にしてみてください。

低血糖シリーズでは、血糖値の乱高下と頭痛・肩こり・睡眠との関係や、朝食・間食など具体的な食べ方について紹介しています。


低血糖シリーズ第1回はこちら
https://shizen-energy.com/archives/4584


めまいがある時は首を強く揉まない

首がこっていると
「しっかり揉んでほぐした方がよいのでは」

と思うかもしれません。


しかし、めまいが強い時に首を強く揉んだり、大きくグルグル回したりする必要はありません。


調子が悪い時は、強い刺激を加えるよりも、首や肩に余計な力が入り続けないようにしてみましょう。

例えば

・肩をすくめてストンと落とす
・ゆっくり息を吐く
・長時間同じ姿勢を続けない
・スマートフォンを見る時に下を向き続けない
・疲れたら一度横になって休む

などです。


「何かを一生懸命やる」というより
まず余計な緊張を減らすことから始めてみてください。



天気が悪くなる前にできること

天気そのものを変えることはできません。


そのため天候で体調を崩しやすい方は
「悪くなってから何とかする」

だけでなく、調子を崩しやすい時期に少し負担を減らしておくことも大切です。


例えば

・睡眠時間を削らない
・食事を抜かない
・こまめに水分をとる
・首や肩に力が入り続ける姿勢を減らす
・疲れている日は予定を詰め込みすぎない

といったことです。


また、めまいや頭痛が出た日の

・天気
・睡眠時間
・疲労
・食事の間隔
・首や肩の状態

などを簡単に記録してみるのもおすすめです。


何度か記録していると
「寝不足と天気の悪い日が重なると出やすい」
「昼食が遅くなった日に頭痛が出やすい」

など、自分なりの傾向が見えてくることがあります。


不調は一つの原因だけで考えない

めまいや頭痛があると
「何が原因なんだろう」

と一つの原因を探したくなります。


しかし実際には

気圧の変化
首・肩の緊張
睡眠不足
疲労
食事
ストレス

など、複数の要因が重なっていることもあります。


そして、これらの変化に体が対応する時に関わっているのが「自律神経」です。


今回の秋の健康コラムでも

寒暖差
睡眠
めまい

と、「自律神経」という言葉が何度も出てきました。


では、「自律神経」はそもそも何をしているのでしょうか。

交感神経と副交感神経は、どちらが良くてどちらが悪いのでしょうか。


次回からは「自律神経」をテーマに、体と心の両面から数回に分けてご紹介していきます。





この記事に関連する症状ページ

めまいや頭痛が続く場合、首・肩の緊張など体の状態が関係していることもあります。
慢性的な頭痛や首・肩の不調がある方は、こちらの症状ページも参考にしてください。


頭痛・生理痛・生理不順
https://shizen-energy.com/zutsuseiritsu


肩こり・背中のはり
https://shizen-energy.com/katakori


首の痛み・手のしびれ・腕のしびれ
https://shizen-energy.com/kubi


慢性的な肩こりや腰痛、頭痛などでお悩みの方は、さわやか整体院のトップページもご覧ください。
https://shizen-energy.com/






秋の健康コラムシリーズ

第1回
寒暖差で体がだるい?秋に起こりやすい不調と自律神経の関係

第2回
秋になると眠りが浅い?季節の変わり目と睡眠の関係

第3回
秋にめまいや頭痛が増えるのはなぜ?気圧・首肩の緊張・自律神経との関係
(この記事)


今回で秋の健康コラムシリーズは最終回です。



次に読みたい健康コラム


次回から「自律神経シリーズ」が始まります。
寒暖差や睡眠、めまいなど、今回の秋シリーズでも何度も出てきた「自律神経」。


名前はよく聞くけれど
「自律神経って、実際には何をしているの?」
「交感神経と副交感神経は、どちらが良いの?」

と思っている方も多いのではないでしょうか。


次回は
「自律神経が乱れるとどうなる?交感神経・副交感神経の基本」

をテーマに、自律神経の働きをできるだけ分かりやすくご紹介します。


その後も、ストレスや気持ちの変化、呼吸、毎日の生活との関係について順番に取り上げていく予定です。




執筆・監修

さわやか整体院 院長 加藤敏之

日々、慢性的な肩こり・腰痛・頭痛・自律神経の乱れなどでお悩みの方の施術にあたっています。

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